城南宮の見どころは紅葉、だし巻き、車の祈祷、地鎮祭セット!?
城南宮は、794年の平安京遷都に際し、都の南に守護神として創建されたと言われており、普請、造作、転宅、旅行、交通安全などの方除けの大社として厚い信仰を集めています。
祭神は、国土守護の国常立尊、武勇に秀でた八千矛神、安産と育児の息長帯比売命の三神。
流鏑馬発祥の地であり、戊辰戦争の緒戦となった鳥羽・伏見の戦いの史跡でもあります。
社殿を取り囲むように広がっている神苑・楽水苑は、白河上皇が『源氏物語』に登場する六条院の庭園をモデルにして造営を行なったと言われおり、100種類余りの花で彩られ、春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭の趣の異なる五つの庭で構成され、別名「源氏物語花の庭」とも呼ばれ、四季折々の美しさで訪れる人々を魅了しています。
4月29日と11月3日の年2回催される平安時代の雅やかな歌会を再現した「曲水の宴」では、平安時代の貴族の装束に身を包んだ七人の歌人たちが、和歌を詠み、短冊にしたためます。
「曲水の宴」とは、浮かべた酒杯が巡る小川の畔で歌を詠む遊びで、中国から伝えられ、奈良時代から平安時代中期にかけて宮中の年中行事として行われていたと言われています。
所在地 | 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
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電話番号 | 075-623-0846 |
営業時間 | 神苑9:00〜16:00 |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 神苑500円 |
駐車場 | あり |
交通 | 近鉄京都線・地下鉄烏丸線竹田駅より徒歩15分 |