下御霊神社
下御霊神社は、藤原仲成さんの陰謀の犠牲となり、川原寺に幽閉され自殺した桓武天皇第三皇子・伊予親王と、その母・藤原吉子さんの霊を慰めるため、839年に出雲路に創建されたそうです。
御祭神は、後に、崇道天皇、吉備真備、藤原広嗣、橘逸勢、文屋宮田麿、火雷天神を加えて八所御霊としています。
当初、出雲路にあり、御霊神社の南にあった事から下御霊神社と呼ばれるようになりました。
以後、社地を転々とし、1590年、豊臣秀吉さんの都市整備により現在地に移転しました。
本殿は、寛政期に仮皇居の内侍所を移築したもので、京都市の有形文化財に指定されています。
表門は、仮御所の建礼門を移築したものと伝えられています。
境内の垂加社には、江戸時代前期の儒学者であり神道学者の山崎闇斎さんを祀っています。
下御霊神社のアクセス
所在地 | 京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町 |
---|---|
電話番号 | 075-231-3530 |
営業時間 | 6:00〜20:00 |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 拝観自由 |
駐車場 | なし |
交通 | 地下鉄丸太町駅より東へ徒歩10分 |