養源院の見どころは藤枝と血天井と俵屋宗達と紅葉と白象!
養源院は、三十三間堂の東向かいに位置する浄土真宗遣迎院派の寺院。
1594年、豊臣秀吉さんの側室・淀君が、父の浅井長政さんの供養のため、
豊臣秀吉さんに願って建立したもので、「養源院」は浅井長政さんの法名。
後に焼失しましたが、淀君の妹で徳川秀忠さんの正室・崇源院が
徳川秀忠さんに願って伏見城の遺構を移築して再建。
以来、徳川家の菩提所となっています。
本堂の左右と正面の三方の廊下の天井は、伏見城落城の際、
自刃した鳥居元忠さんなどの武将たちの血糊の染みた板が使われており、
「血天井」という名で知られています。
方丈には、俵屋宗達さん作の襖絵と重要文化財の杉戸絵があり、
これも伏見城で自刃した将兵の霊を供養するために描かれたものとされています。
所在地 | 京都市東山区三十三間堂廻町656 |
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電話番号 | 075-561-3887 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
休業日 | 1月、5月、9月の各21日午後、年末 |
拝観料 | 500円 |
駐車場 | あり |
交通 | JR京都駅より市バス「博物館三十三間堂前」下車、徒歩約5分 |