錦天満宮
錦天満宮は、俗に「錦の天神さん」と呼ばれており、
「京の台所」として知られている錦市場の東端に位置し、
新京極の繁華街の中にあります。
鳥居の両端が民家の二階に
食い込んでいる事でも有名です。
祭神は学問の神様・菅原道真さんですが、
学問だけでなく商売繁盛にも
ご利益があると言われています。
1003年、菅原道真さんの父親である
菅原是善さんの旧邸「菅原院」を
源融の旧邸・六条河原院の跡地に
移築して「歓喜寺」が創建され、
その鎮守社として天満天神を祀って
創建されたのが始まりだと言われています。
1587年、豊臣秀吉さんの都市計画のため、
寺と共に錦小路東端の現在地に移されました。
明治の神仏分離により歓喜寺は
東山五条に移り、神社だけが残されました。
境内末社には源融を祀る塩竃社や、
床浦社・日ノ出稲荷社などがあります。
境内の井戸から湧き出る「錦の水」は、
保健所お墨付きの飲用できる水で、
京の名水にも数えられており、
ペットボトル持参で持ち帰る参拝客も多いです。
錦天満宮のアクセス
所在地 | 京都市中京区新京極通四条上る中之町537 |
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電話番号 | 075-231-5732 |
営業時間 | 8:00〜21:00 |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 拝観自由 |
駐車場 | なし |
交通 | 地下鉄烏丸線四条駅より徒歩7分 |