宇治神社と宇治上神社は平等院の鎮守社!明治以前は宇治離宮明神?
宇治神社は、宇治橋の上流、宇治川の東岸、朝霧橋の東詰にあります。
御祭神の菟道稚郎子命は、宇治十帖の八宮のモデルとも言われています。
この一帯は、応神天皇の離宮跡で、皇子の菟道稚郎子命の邸宅跡と言われており、菟道稚郎子命の没後、邸宅跡にその霊を祀ったのが、始まりと伝えられています。
宇治の産土神でしたが、対岸に平等院が建立されると、その鎮守社とされました。
明治維新までは、宇治神社とその東奥に位置する宇治上神社は二社一体の関係で、宇治離宮明神と総称され、それぞれ、離宮上社、離宮下社と称されていました。
鎌倉時代初期に建立された本殿は、国の重要文化財に指定されています。
殿内には、平安時代中期の菟道稚郎子命の木造神像が安置されています。
所在地 | 宇治市宇治山田1 |
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電話番号 | 0774-21-3041 |
営業時間 | 境内自由 |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 拝観自由 |
駐車場 | あり |
交通 | JR奈良線・宇治駅より徒歩約13分 |