上善寺
上善寺は、863年、円仁さんが天台密教の道場として千本今出川に創建しました。
1594年、豊臣秀吉さんの都市改造政策により、千本今出川から現在地に移り、天台真盛宗から浄土宗へと改宗しました。
本尊の阿弥陀仏坐像は、行基さん作とされ、1634年、嵯峨今林蓮華清浄寺から移してきたもの。
地蔵堂に安置されている地蔵菩薩は、洛北の深泥池の畔より移されたもので、平安時代初めに小野篁さんが一木から造った六体の地蔵の一つとされ、「深泥池地蔵」とも「鞍馬口地蔵」とも呼ばれており、毎年8月22日〜23日の京の六地蔵めぐりの一つに数えられています。
境内には、今出川家歴代の墓、四条家、冷泉家、鷲尾家など旧華族や越前松平家などの墓、1864年7月19日の禁門の変で、新撰組に討たれた入江九一さん、原道太盾さん、半田門吉さん、那須俊平さん、田村育蔵さん、小橋友之輔さん、緒方弥左衛門さん、他一名の長州藩士首塚があります。
上善寺のアクセス
所在地 | 京都市北区鞍馬口通寺町東入ル上善寺門前町338 |
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電話番号 | 075-231-1619 |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 拝観自由 |
駐車場 | 可 |
交通 | 地下鉄鞍馬口より東へ徒歩5分 |